沖データ、小型・低価格・高速印字を実現したBRICs市場向けドットインパクトプリンターを発売

沖データ、BRICs市場向けドットインパクトプリンタの戦略商品を新発売

~RoHS対応の小型・低価格商品を世界に先駆け中国市場に投入~


 プリンティングソリューションの株式会社沖データ(社長:前野幹彦、本社:東京都港区)は、低価格でありながら高速印字と小型化を実現した、BRICs市場向けドットインパクトプリンタの新商品MICROLINE 1190の開発に成功しました。世界に先駆け今月より、成長を続ける中国市場に販売開始します。BRICs市場を主なターゲットとし、官公庁、金融機関、小売業などの企業ユーザに向けて、世界で2008年度20万台の販売を目指します。

 新商品は、官公庁、金融、教育、小売、医療、輸送、自動車など幅広い業界の用途に活躍する、低価格ドットインパクトプリンタです。同価格帯のドットインパクトプリンタでは初めて、USBインターフェイスの標準装備と最大333CPSの高速印字を実現しました。また、様々な使用場所に対応できるよう、従来製品と比較して設置面積、容積、重量の20%削減に成功し、クラス最小サイズの設置面積と筐体容積を実現しています。なお、本商品はRoHSにも対応した高い環境性能を備えています。

 世界のドットインパクトプリンタの市場は全体的には縮小傾向にあるものの、中国を中心としたアジア地域や中南米地域、東欧・中近東地域での低価格商品の需要が大きく、今後も堅調に推移すると予測されています。また、2006年度には380万台のドットインパクトプリンタ市場規模の中で、低価格商品市場は180万台あるとされており、新商品はこれらの市場の要求に応える機能と価格を備えています。

 弊社のドットインパクトプリンタは、2005年に米国、西欧、日本総計で金額シェア1位になるなど、世界中の業務用プリンタユーザの高い信頼と支持を得ています。一方、これまでは高機能商品に注力してきたため、低価格商品の需要の高いBRICs市場では、2位にとどまっています。(注)

 弊社では、BRICs市場特有の多様な要求に、きめ細かく応えることで、市場に最適化した商品をつくりあげることに成功しました。本商品は、世界最大のドットインパクトプリンタ市場である中国市場から販売を開始し、順次世界各地での展開を進めていきます。

(注)出典:IDC Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker, Q1 2006
 ドットインパクトプリンタ:IDC定義によるシリアルドットマトリックスプリンタ


【 新製品の主な仕様 】
 印字速度:最大333CPS
 複写枚数:1+4
 インターフェイス:セントロ、USB
 サイズ:349(W)×232(D)×150(H)


※MICROLINEは、株式会社沖データの商標です。
※OKI Printing Solutionsは、株式会社沖データのブランドです。
※その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※沖データ中国向けホームページ:http://www.okidata.com.cn/