中国が国際再生可能エネルギー機関(IRENA)への加盟を発表しました。これは、2030年までに世界の再生可能エネルギーの割合を倍増させる国際的努力において、画期的な出来事です。

「中国は、間もなくIRENAの本加盟国となること、ならびに世界の再生可能エネルギー開発において偉大な業績を達成できるよう、すべての国と協力できることを楽しみにしています。」

技術的製造と風力、太陽光、水力の利用で世界的の中心となっている中国を受け入れることは、現在160カ国の加盟国を有する当機関への加盟をより広く世界へ拡大する重要な前進となります。

アラブ首長国連邦の首都アブダビで開催された第3回IRENA年次総会で、中国の国家能源局の劉琦副局長は、次のように述べました。「中国は、間もなくIRENAの本加盟国となること、ならびに世界の再生可能エネルギー開発において偉大な業績を達成できるよう、すべての国と協力できることを楽しみにしています。」

中国は世界最大のエネルギー生産国で、発電設備容量は合計1140ギガワットで、急成長する経済への電力供給を、急速に再生可能エネルギーへと転換しています。

水力、風力による発電設備容量はそれぞれ249ギガワット、63ギガワットと世界トップレベルで、毎年追加される水力と風力の発電容量は他のどの国よりも多いものとなっています。中国の太陽光発電による発電設備容量は7ギガワットに達し、2年間で10倍に拡大しました。中国はまた、太陽光、風力、水力技術の重要な製造拠点でもあります。

IRENA事務局長のアドナン・Z・アミンは、次のように述べています。「IRENAへの加盟という中国の決断は、再生可能エネルギーを促進する国際的努力にとって、画期的な出来事です。私は、中国がIRENAへ示した信頼をうれしく思います。全人類のためのクリーンエネルギーによる未来に向けた世界的な取り組みへの中国の積極的な参加を期待しています。」

詳細については、www.irena.orgをご覧ください。

編集者への注記

159カ国と欧州連合より委任を受けた国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、あらゆる形態の再生可能エネルギーの持続可能な使用を促進し、再生可能エネルギーに関する協力と情報交換の世界的拠点として活動する機関です。2011年に正式に設立されたIRENAは、中東を本拠とする最初の主要な国際組織です。

*配信元:ME NewsWire

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